コラム

投稿日:2026年4月14日

昭和の家はなぜ解体が難しいの?

春日部市で木造解体工事を専門としている株式会社TSUNAGUです🔥

近年、空き家問題や世代交代に伴い、昭和時代に建てられた家を解体するご相談が増えています。

しかし、昭和の家は、実は現代の家を壊すよりも「手間」と「コスト」がかかるケースが多いことをご存知でしょうか?

「古い家だから、パッと壊せるでしょ?」と思われがちですが、そこには専門業者ならではの難しさがあります。

今回は、なぜ昭和の家の解体は難しいのかについて、専門的な視点から徹底解説します❗️

昭和の家の解体が「一筋縄ではいかない」5つの理由💡

昭和(特に1980年代以前)の建物には、現代の住宅建築とは異なる特徴が多くあります。それが解体現場においては、工期の延長や費用の増加を招く要因となるのです。

1. アスベスト(石綿)含有建材の存在
これが最大の難関です。昭和の建築物、特に高度経済成長期から昭和末期にかけて建てられた住宅には、断熱材や屋根材、外壁材、内装材にアスベストが含まれている可能性が非常に高いです。

• 規制の厳格化: 2022年、2023年の法改正により、解体前の石綿事前調査と報告が完全に義務化されました。

• 除去コスト: アスベストが含まれている場合、粉塵が舞わないように特殊な養生を行い、手作業で慎重に除去する必要があります。通常の廃棄物として捨てられないため、処分費も高額になります。

2. 「土壁(つちかべ)」による搬出作業の長期化
昭和初期〜中期の木造住宅に多いのが、竹を編んだ下地に泥を塗った「土壁」です。
現代の石膏ボード(プラスチックのような板)ならバキバキと割って運ぶだけですが、土壁はそうはいきません。

• 重量の重さ: 土壁は非常に重く、解体時に大量の土砂が発生します。

• 分別の手間: 竹、藁、土が混ざっているため、リサイクル法に基づいた適正な分別のために膨大な手作業が発生します。これが工期の延長に直結します。

3. 重機が入らない「狭小地」と「接道問題」
昭和の住宅街は、現代の都市計画ほど道路が広く確保されていない場所が多くあります。特に春日部市周辺でも、奥まった路地裏にある昭和の家は少なくありません。
• 手壊しの発生: 大型重機が入らない場合、職人がバールやノコギリを使って家をバラしていく「手壊し解体」が必要になります。
• 搬出の困難さ: 2トンダンプさえ入れないような場所では、軽トラックに積み替えて何度も往復したり、手押し車で大通りまで運ぶ必要があり、人件費が嵩みます。

4. 頑丈すぎる?「無筋コンクリート」の基礎
昭和初期の家の中には、コンクリートの中に鉄筋が入っていない「無筋基礎」のものがあります。一見、鉄筋がないから壊しやすいと思われがちですが、実は逆です。
• 不安定な構造: 地震などで地盤が動いている場合、解体中に予想外の崩落を起こす危険があります。
• 地中障害物の発見: 昭和の家は、建て替えの際に古い基礎やガラ(コンクリート破片)をそのまま埋めてしまっているケースが多々あります。これらが解体中に「地中障害物」として見つかると、追加費用が発生する原因になります。

5. 近隣との距離が非常に近い
昭和の家は、隣の家との軒先が触れ合うほど近くに建てられていることがよくあります。
• 養生の難しさ: 足場を組むスペースすらない場合、隣家に傷をつけないよう極めて高度な技術が求められます。
• 振動・騒音への配慮: 現代の住宅よりも防音性能が低いため、近隣トラブルを防ぐための丁寧な事前説明と、慎重な作業が不可欠です。

春日部市で昭和の家を解体する際のチェックポイント🙋‍♀️

春日部市にお住まいで、これからご実家や空き家の解体を検討されている方へ。株式会社TSUNAGUから、損をしないためのアドバイスです。

補助金・助成金の確認✨

春日部市では、「老朽空き家解体補助金」などの制度が適用される場合があります(※年度や条件により異なります)。昭和45年以前の建物や、倒壊の危険がある建物が対象になることが多いため、着工前に必ず市役所や弊社のような専門業者に相談しましょう。解体後の申請は受け付けられないことがほとんどですので注意が必要です。

ライフラインの停止連絡☑️

電気、ガス、水道の停止は基本ですが、昭和の家で忘れがちなのが「浄化槽」の汲み取りです。下水道が整備される前に設置された古い浄化槽が埋まっている場合、清掃(汲み取り)をしてからでないと解体できません。

滅失登記の準備❗️

家を壊したら終わりではありません。法務局で「建物滅失登記」を行う必要があります。昭和の古い家だと、そもそも登記が実態と異なっていたり、未登記の増築部分があったりと、事務手続きで苦労することもあります。

株式会社TSUNAGUのこだわり:木造解体のプロとして👷‍♂️

私たち株式会社TSUNAGUは、春日部市を中心に「丁寧・安全・迅速」な木造解体を行っています。特に難易度が高いと言われる昭和の家において、以下の3点を徹底しています。

1. 詳細な事前調査: アスベストの有無や地中障害物のリスクを事前にしっかり調査し、後から「想定外の追加費用」が発生しないよう、透明性の高い見積もりを提示します。
2. 熟練の「手壊し」技術: 重機が入らない場所でも、経験豊富な職人が周辺環境に配慮しながら一軒一軒、手作業で解体します。
3. 近隣フォロー: 解体工事において最も大切なのは、近隣住民の方々との信頼関係です。着工前の挨拶回りから、施工中の清掃、粉塵対策まで、お客様に代わって徹底的に配慮します。

まとめ💥
昭和の家の解体は「信頼できるパートナー選び」がすべて👍

昭和の家には、その家が刻んできた長い歴史と思い出が詰まっています。同時に、建築当時の工法や素材ゆえの「解体の難しさ」が存在するのも事実です。
「解体費用を抑えたいから安い業者に頼んだら、アスベストの不法投棄でトラブルになった」
「隣の家を傷つけたのに対応してくれなかった」
そんな悲しい結果にならないよう、地域の特性を知り尽くした、地域密着の専門業者をお選びください。

春日部市の木造解体に関するお悩み、お見積りのご相談は、株式会社TSUNAGUまでお気軽にお問い合わせください。お客様の「次の一歩」を、安全な更地から支えます。

株式会社TSUNAGUは埼玉県春日部市の解体工事業者です|現場スタッフ求人中
株式会社TSUNAGU
〒344-0053  埼玉県春日部市梅田本町2丁目29−2
TEL:048-735-0126 FAX:048-763-1140

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